般若心経、心の大そうじ
般若心経、心の大そうじ―人生をのびやかに過ごす32の方法 (知的生きかた文庫)
- 作者: 名取芳彦
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 文庫
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今月はOracle Master Silverの黒本で勉強して、それの書評(黒本で感想なんて書けるのか?)でも書こうかなと考えていたけど、ちょっと無理っぽい。と、初旬に黒本を放棄して本探しに出かけたのでした。そうして買ってきたのがこの本「般若心経、心の大そうじ」です。
お経の本なんて、、、大丈夫?なんて思われるかも知れません。が、一応、買ってみた理由は次のとおりです。
1.よりよい人間を目指すため
まぁ、お釈迦様の教えも参考にしてみようかなと
2.いっつも何を唱えているのかわからないので
前から意味を知ってみたいとは思っていたので
2はともかく、どうも僕は1のような生き方探しで本を選んだりする傾向が強いような気がします。
そんなことより仕事に関わるような勉強しろよって感じかも知れませんが。
さて、本の中身の話ですが、般若心経入門書としてはよくできていると思いました。
般若心経を少しずつ区切って、言葉の解説をするとともに、その節の説いていることを感じさせるようなエピソードが用意されています。「ん?」と思うようなものもありましたが、お堅いだけでなく親しみやすくできていたのが高評価でした。
また、本の冒頭と終わりには上段に般若心経本文を記して下段に現代語訳を配置してくれているのがとても親切でよかったです。
心憎いことに最初に読むのと本を読み終えてから読むので全然理解度が違うことを体感できるおまけつき。いいですねこういうサービス。
般若心経の般若とはサンスクリット語のパンニャを音写した言葉で日本語にすると「智慧」という意味になります。
あの桃太郎侍のお面を想像してしまうのですが、全然違いますね。ということで般若心経は智慧の心を書いたものという意味になります。
そしてその内容は、観音様の行いを舎利という釈迦の弟子に説いたものでした。
もちろんこの本に書いてある内容はそれだけではありません。般若心経全文の現代語訳をもって、観音様が何をどう考えたのかということも書いてありますが、あんまり書くわけにもいけませんので。
これで2はかなりスッキリしました。長年の謎が解けたような感じです。
さて、1は・・・
・・・だいたい僕の目指すよい人間って何なんでしょうね。
だいたいよい人間になったらどうなるんだろう?楽になるの?気持ちよくなるの?あんまりよくわかってなかったりして。でも、本が関係するかわかりませんが、読んでいる間にひとつ手がかりが見つかったような気がしました。書きませんが。
ところで、僕は浄土真宗の学校出身ですが、浄土真宗では般若心経は唱えないんだそうです。
あかんやん。