もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を会社の同僚から借りて読んだ。


ドラッカーーとは、「経営の父」とか「20世紀最高の知性の一人」とか呼ばれる人物。詳しくはWikipediaとかを参照。


マネジメントとはドラッカーがまさにそのものマネジメントの心得について記した本。


おそらく難しいだろうドラッカーのマネジメントの内容をわかりやすく高校野球を通して学べる(というより触れられる?)よい入門書だと思う。


小説としても読みやすかった。また、表紙絵がかわいらしい絵だったり、モデルがAKB48のメンバーだったりするのも一部市場に好印象だろうと思う。


文字も大きく字間も大きかったので本が得意でない人にもよい。

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ウォッチメン 原作コミック

やっとこさウォッチメンの原作本を読むことが出来た。


300(スリーハンドレッド)で緩急を織り交ぜた斬新な戦闘シーンで多くの人を魅了したザックスナイダーが、アメリカの伝説的?グラフィックノベルを実写化。


こりゃ見るしかないやろ!って感じで事前知識もなくみた映画「ウォッチメン」ただ、ニコチャンマーク?のバッジだけは知っていた。有名だから。


その暗く深く、そして非現実的でありながら現実的な物語に興味を持ってパンフレットを購入して、そこで初めて原作漫画についてちょっと知った。


で、SF文学の最高峰ヒューゴー賞ってなんだ。映画化不可能と考えられてきた原作ってどんなだ。見てみたい。


と思った頃にはもうすでに翻訳コミックは売り切れ。原価より高く取引されていたり・・・


そういうわけで忘れかけていた頃、ふらっと立ち寄った書店で重版された原作コミックをたまたま発見したので即購入した。

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プロジェクトマネージャー育成法

プロジェクトマネージャ育成法―ITプロジェクトを成功させる人材育成

プロジェクトマネージャ育成法―ITプロジェクトを成功させる人材育成

5月半ばからずっと読み続けていたこの本「プロジェクトマネージャー育成法」、6月はいつも軽く読書の時間にあてている毎日の始業前もなんだかギリギリまで寝るようになってしまって、、、結局3分の2くらいまでしか読めなかった。


もう今から読んでも多分内容が繋がらない・・・ということで、ある程度読んでの記憶のうちの書評。

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明日の広告

書店になんかいっぱい並んでいた本「明日の広告」を読んだ。
キンドルツイッタークラウド・・・世の中の仕組みが大きく変わる。 なんて帯に書いてあったらそりゃ職業がら読んどかんといかんかな。って思って手に取った。

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知っておきたい食の世界史

知っておきたい「食」の世界史 (角川ソフィア文庫)

知っておきたい「食」の世界史 (角川ソフィア文庫)


何か食べ物についての本が読みたいな・・・というだけでこの本を選んだのは確か2ヶ月ほど前でも読まずにいてしまったので、これはいかん!と今月の1冊めとしてこの本を読みました。


食卓は小さな大劇場、食卓の上には世界史が通り過ぎていくということで、四大文明の頃からの食物の栽培、調理、世界への伝播についてから、缶詰、レトルト、そして冷凍により一気に加速した19世紀の食の流通までをたーっぷり紹介してくれている本でした。

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デザイナーなら絶対知っておくべき Webデザイン50の原則

デザイナーなら絶対知っておくべき Webデザイン50の原則

デザイナーなら絶対知っておくべき Webデザイン50の原則


Webデザインの勉強もせねばならない!
と思い次はこの本を手に取りました。


具体的な形の実装方法からでなくて、まずはちゃんと基礎から入ろうということで、HTMLやCSSJavaScriptのコードが一切記述されていないデザインの原則だけを書いた本を選びました。


以前から独学ではありながらCMSとか導入して自身でできる範囲でデザインをしてみたりしていたので、感覚的にわかっている(と思っている)部分もあるんですが、そんなのはわずか数点で、50もあげられると「こんなに意識せなあかんのか〜」なんて思ってしまいました。しかし、実際にプロの手がけるサイトには魅せるビジュアルだけでなく、これだけの配慮が存在するんだなと考えるとあらためて感心します。

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2月、2冊目を読むことができませんでした。。

ということで、代わりに今月読んだ漫画の単行本の紹介とほんの少しの感想でも書こうと思います。
漫画は読んでました。


1.まんがで読破 「武士道」

武士道 (まんがで読破)

武士道 (まんがで読破)

5000円札の人新渡戸稲造が日本の倫理観を世界に紹介した本「武士道」を漫画で紹介した本です。


2.まんがで読破「神曲

神曲 (まんがで読破)

神曲 (まんがで読破)

同じく、薄い漫画になった長編叙事詩神曲」を読みました。
4,5ページで一層の地獄・煉獄を通過していく感じでした。


この漫画で読破シリーズを読んだのはこれが初めてだったので、「活字の書籍より薄い内容でどれだけ中身を紹介できるんだろう?」と気になっていたのですが、内容は活字のものよりかなり間引いているんだろうなって感じでした。
しかし、おそらく文字で長々と説明されていたような心情や風景だとかが、絵になってひとコマで非常にわかりやすい情報として頭に入ってくるところはさすがに漫画だなと感心しました。これが漫画化のよい点だと思います。


原作からこのカットを想像して描き起こせる漫画家の才能って羨ましいです。


原物を読むのは遠慮したいけど、あらすじは知っておきたいという人にはいいシリーズだと思います。

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