プロジェクトマネージャー育成法

プロジェクトマネージャ育成法―ITプロジェクトを成功させる人材育成

5月半ばからずっと読み続けていたこの本「プロジェクトマネージャー育成法」、6月はいつも軽く読書の時間にあてている毎日の始業前もなんだかギリギリまで寝るようになってしまって、、、結局3分の2くらいまでしか読めなかった。

もう今から読んでも多分内容が繋がらない・・・ということで、ある程度読んでの記憶のうちの書評。

プロジェクトマネージャ候補生はOJTで経験の乏しいままプロジェクトに投入され、叩き上げられていく・・・

そんな育成法がまだまだ存在する現場に対して、知識学習、ケーススタディを終えた上で、OJTによる現場投入→免許皆伝という自動車教習所のようなステップを用意した育成方法を提案しているのがこの本。だったような。

複雑化、高度化、短期化してきた近年のITプロジェクトに対して、今までのような候補生によるトライ&エラーによるマネイジメントはそのプロジェクトを失敗に直結させてしまうため、近年のITプロジェクトというのはそもそもOJTの場として有効ではなくなっているだろう。

そんなことを記しておられる。そう言われるのはよくわかるし、PM教習所の案もいいと思う。

でも、実践しようと思ったら難しいやろう。特に僕のいる会社のようにそんな大きくもない会社なんて特に。

そんな風に思うと徐々に読む気力も無くなってきた。それでも読もうとしたけど、読めなくなってしまったのだった。

けれども、中に書いてある分析内容や、教習項目、評価の観点は役に立ちそうなものなので、頭の中でインデックスをつけて、必要なときに参照できるように、この本のことを覚えておきたい。