知っておきたい食の世界史

知っておきたい「食」の世界史 (角川ソフィア文庫)

知っておきたい「食」の世界史 (角川ソフィア文庫)


何か食べ物についての本が読みたいな・・・というだけでこの本を選んだのは確か2ヶ月ほど前でも読まずにいてしまったので、これはいかん!と今月の1冊めとしてこの本を読みました。


食卓は小さな大劇場、食卓の上には世界史が通り過ぎていくということで、四大文明の頃からの食物の栽培、調理、世界への伝播についてから、缶詰、レトルト、そして冷凍により一気に加速した19世紀の食の流通までをたーっぷり紹介してくれている本でした。


食物の起源とか、調理方法の発展みたいのには関心があったわけですが、流通になるとちょっと関心が薄れてしまって最後のほうは読むのに時間がかかってしまいましたが、食の雑学を身に着けるのに良い本でした。

独立戦争の切っ掛けが紅茶だとか、知らなかったし、しゃぶしゃぶの起源が日本ではないことも知らなかった。


まぁ、知ったところで今の僕の仕事とかにはなーんにも関係のないことですが、仕入れた知識は決して無駄ではないはず。。
いつかどこかで頭の片隅に残るこの知識が役に立ってなんや話が盛り上がったりするかもしれない。


そう信じておきます。