人を10分ひきつける話す力

人を10分ひきつける話す力 (だいわ文庫)

人を10分ひきつける話す力 (だいわ文庫)

「人を10分ひきつける話す力」という本を読みました。
人に話をするうえで大事なこと、何があれば人をひきつけることができるかとそれを鍛えるトレーニング方法がわかりやすく書かれていて、人に話をするのが苦手な人、もう少し自分の話をよくしたい人にはいい本だと思います。


たまに「君の話聞いてられない。つまらない。」ってのが思いっきり顔に出る人いますよね。自分が話している時にもうあんな顔見たくないと思った人、読んでみるといいと思います。


僕はこの読書と書評書きを繰り替えして、まさにこの「話す力」や「伝える力」の土壌を築こうとしているわけですが、そんな中で、直接的にそのコツを仕入れることができるこういう本は非常にありがたいです。だったらもっと最初から読めよって感じかも知れませんが、何となく模索して自身で築きあげたかった感があったのです。まぁでも0から築くんじゃなくて、こういうの読んで1を作ってそこから1'をって感じで盛り上げたっていいでしょう。最終的に2ができれば。後付けの言い訳ですが。


この本の中では人をひきつける話には次のものが大切だと言っています。


 ・意味の含有率(がんゆうりつと読むんですね・・・)
 ・ライブ感
 ・ネタの数
 ・身体表現(声のトーンやジェスチャー)


さらに「知性」「感情」「意志」の三つを「知情意」と言い、これに著者の斎藤さんが「体」をつけた「知情意体」を鍛えることが「話す力」を鍛えることだと言っています。


「知性があり、感情面の理解があり、これを伝えたいという意志がある」さらにこれにテンポの良さや声の張り、顔の感じなどの「体」これらをバランスよく鍛えることで「話す力」はグッと伸びると。


うん、なるほどと思い、今回の書評はこの本に書かれていたことを意識して書いてみました。いつもより少しはよい書評になっていればいいですが・・・


たまに「君の話聞いてられない。つまらない。」ってのが思いっきり顔に出る人いますよね。自分が話している時にもうあんな顔見たくないと思った人、読んでみるといいと思います。
って一文あたりがいつもとの違いだと思っています。


さて、僕は空がなぜ青いのかというのを一応科知識として知っていて、みんなが一度は不思議に思う「どうして空は青いんだろう?」っていう疑問に回答することができます。また、鳥の目がなぜ紫外線域まで見られるのか、哺乳類の目がなぜあまり色を見ることができないのかを本で読んで知識として覚えています。なんで、これらのことネタに一つ眠りの中で話を作ってひっそりと訓練をしたいと思います。


そしてそのうち機会があれば誰かに話すかもしれません。その時はこれは彼のトレーニングだと、暖かい心を持って付き合ってもらえれば嬉しいです。